西武ドーム
「MISATO WATANABE SEIBU DOME 2001 TRY TRY TRY」
(2001.08.11)
なんで西武球場に行くのだろう?
なんで西武球場が好きなのだろう?
毎年この時期が来ると、足が自然と所沢に向かってしまう。
野性の帰巣本能なのか、それともパブロフの犬なのか。
今年で16回を数える、みさっちゃんの西武球場ライブ。
私自身は11回目。もう、そんなになるんだ。
毎年のことだから、どうも実感が無い。
学校の年間予定表に書かれている学園祭のように。
毎年必ず、欠かさずやって来るお祭。
それがみさっちゃんの西武球場ライブ。
+++++++++++++++++++++++++
今年もまずは、ミルクホール訪問から(笑)
おばちゃんの足は、前に会った時より若干良くなったみたい。
あんまり無理しないでくださいね。
西武球場に移動する電車から外を見ると、ものすごい雨。
屋根があって良かったと思う反面、
'89年もこんな天気だったのかな、と思いを馳せる。
その雨も、西武球場に近づくにつれ弱くなり、
所沢に着いた頃にはまったく降っていなかった。
15:10過ぎ、西武球場前駅到着。
今年の席は、3塁側A46ブロック12列。
なんか、スタンド、それも3塁側がお得らしいという情報があった。
んー、どっち側が得とかあるんだろうか?
みさっちゃんのことだから、片側だけに偏ることは無いと思うのだが。
西武球場独特の長いスロープを登ってA46ブロックに到着。
ステージまで少し遠いが、全体を見渡せるから、かえっていいかも。
少なくとも、アリーナの後ろの方や端よりは良いと思う。
しかし、目の前にスタンド用のスピーカーを設置した鉄柱があった。
これだけは、ちょっと邪魔だった(笑)
ステージ上には白い「物体」が置かれている。
なんとなく「てんとう虫」っぽい。
あれがライトに照らされて、きれいな模様を持つのか。
それとも、何か仕掛けがあるのか。
定刻を10分ほど回って、いつもの「BREAK ON THROUGH」が流れてくる。
これを聴くとアドレナリンが急増するのは、美里ファンの性か(爆)
期待のボルテージが最高潮に達したところで、てんとう虫が割れる。
正確には、てんとう虫の頭の部分の風船が割れて、みさっちゃん登場。
今回の1曲目は「JUMP」。
西武ライブより3週間ほど前のこと。
埼玉のFMラジオに生出演したみさっちゃん。
今年の西武球場ライブについて
「今年の1曲目は、今まで歌ったことの無い曲を歌います」
と宣言したらしい。
で、JUMP?
ちょっと腑に落ちない。
「今まで1曲目に歌ったことの無い曲」と言う意味だったのだろうか?
今年の開演は、今までより1時間早まったこともあって、
かなり明るい時間帯からの始動になる。
この開演時間の前倒しは、託児所設置と無縁ではないと思う。
お子様連れには、午後9時過ぎ終了では帰宅も帰宅後も大変でしょうし。
ということで、球場内の雰囲気も妙に明るい。
この明るさのせいなのか、前半はややしっとり、聴かせる曲が中心となる。
ライブが動いたのは、「My Revolution」を歌い終わった直後。
照明が一気に落ち、会場は真っ暗に。
そして「とびだせ青春」から、ロックモード突入。
この曲の最中、今まで無かった音が混ざっていることに気づく。
パーカッションが増えている。誰?
「とびだせ青春」が終わると同時に、みさっちゃんの「スティーブ・エトウ!」という紹介。
ここからこのエトウさんのパフォーマンスタイム。
足にはさむマリンバ(正確な名前知りません)を叩きながらステージを動き回ったかと思うと、
セットの階段に座って、口と息でのマイクパフォーマンス。
そして最後は、ドラム缶を電ノコ(?)で斬り始め、ドラム代わりに叩く。
最初は戸惑ったのだが、これがなかなか見ていて面白かった。
「誰ピカあたりで紹介しないかなぁ」と思っていたら、
既に「真夜中の王国」にはご出演されていたらしい(苦笑)
インタバル明けの1曲目は、新曲の「夏灼きたまご」。
エトウさんもまだいらっしゃる。
ここから「ジャングル チャイルド」「スピリッツ」と続く3曲は、
いかにもみさっちゃんらしい曲順かと思う。
しかし、ジャングルの前奏はかなりアレンジが効いてて、最初は何が始まるのかわからなかった。
この3曲に続いたのが、これから発売予定の新曲「egoizum」。
「今の私の心境を歌っています。」
そう言って歌い始めたこの曲、詞はかなり重い。
直前があの曲たちだっただけに、余計そう感じたのかもしれない。
今、数日経って思い返してみると、最後の
「♪あぁ、エゴイズムでも」
の部分が、かなり印象に残っている。
続く「ムーンライト ダンス」「虹をみたかい」。
もう、何年も歌っているはずなのに、やってしまいました、虹をみたかい。
「♪仕事ばっかじゃイヤイヤ〜・・・遊びたい人この指とまれ 遊ぼうよ」のあと。
入るタイミングを完全に間違えてしまい、あとの部分はずれたまま。
うーむ、どうしたんでしょう?
こういう間違え方は、ハダカノココロツアー@宇都宮の「グッときれいになりましょう」以来か。
さらに流れてきたのは、スパイ大作戦のテーマ。開演30分前か?(笑違)
ここまでも「この曲、どっかで聴いたことあるんだけどなぁ」というメロディを
曲の頭などにくっつけて演奏していたが、
私の知識ではそれが何の曲なのか、全てを把握はできなかった。
でもさすがにスパイ大作戦はわかった(笑)
あのメンバーであの演奏。かなり格好いい。
これでみさっちゃんが歌い始めたら凄いとも思ったが、それはなかった。
ここはU2のライブ会場ではないのだから(笑)
ライブはそのまま、定番の「恋するパンクス」に突入。
西武前週のミュージックフェアに出演したみさっちゃん。
この中で「真っ赤な太陽」を披露していた。
ライブに何度か足を運んだ人なら分かるネタ。
この「恋パン」の間奏部分に当てこんで、さらに会場を盛り上げるカンフル剤のような歌。
ミュージックフェアのことがあったから、今年も当然それかと思ったら、なんか違う。
ホーンセクション(ノホホーンズと言っていた時代が懐かしい)に先ほどのエトウさんらを加え、、
#一瞬、竹野さんが二人いるのかと思った。
#ごめんなさい、頭で判断してました(苦笑)
極めつけはみさっちゃんまでサックスを手にして演奏した曲は、「ルパン三世のテーマ」。
そういや以前、3Viewsのページから村田陽一さん宛に
「SOLID BRASSでルパン三世が聴きたいです」
ってメールを出した気がするが、関係ないよな(汗)
で、「ルパン三世のテーマ」で荒木さんがしっとりとソロを吹き、
会場全体がなんとなくうっとりしたと思ったら、、、、
突然流れる「笑点のテーマ」。さらに続くは「必殺!仕事人のテーマ」。
毎年、なにかやらないと気がすまないらしい(笑)。でも、格好いい。
ライブ全体に渡っての「小ネタ」を全部拾えた人は、果たしているのだろうか?
そして「グッときれいになりましょう」「My Love Your Love」で本編終了。
「虹をみたかい」のことがあっただけにちょっとドキドキしてしまったが、
あのブレイクの部分を間違えることなく歌いきる。
------------------------
アンコール3曲目の「チェリーが3つ並ばない」に入る前、
てんとう虫の胴体の部分が動き始める。
ステージ前方に運び出され、なんとなく気球っぽいものになる。
しばらくすると、それは気球そのものだったことが判明(爆)
「今年は、スタンド席のみんなも近くに感じられるようにします」
そうも言っていたみさっちゃん。
まさかそういう手があったとは、思いもよらなかった。
スタッフ数人が気球をフェンスに沿って移動させる。
確かに近い。V10のグラウンド1周の時よりも、近くに感じる。
「Lovin'you」に入る前のMCでは、涙が止まらなかったみさっちゃん。
この5月に「大切な人」を亡くしたとのこと。
アルバム「Lovin'you」の歌詞カードの最後に書かれている
「to Janis」という文字が思い起こされる。
今回は、歌詞の持つパワー、歌が持つ力を感じた3時間だった。
ライブが終了した直後、グラウンドに目を落とすと、
元日本代表サッカー選手、ラモスさんが歩いているのが見えた。
3塁側がお得だというのは、これだったのか(笑)
+++++++++++++++++++++++++
なんで西武球場に行くのだろう?
なんで西武球場が好きなのだろう?
毎年この時期が来ると、足が自然と所沢に向かってしまう。
野性の帰巣本能なのか、それともパブロフの犬なのか。
みさっちゃんはMCの中で
「ここに来ると、清らかなパワーがもらえるような気がするんです」
と言っていた。
簡単には言い尽くせない重みが、まさにここにはある。
そのパワーは、私たちに新しい元気や勇気を与えてくれる。
ライブが終わった後、「西武ライブのあり方」について、いろいろな意見を聞いた。
否定的な意見も聞かれた。
でも。
ファンが西武球場に来る来ないというのは、個人の自由。
他人がとやかく言える性質のものではない。
同じように、西武球場でライブを行うことも、みさっちゃんの自由。
我々ファンが、どうのこうの言えるものではないと思う。
ここで歌いたいから歌う。その歌声を聴きたいから聴きに行く。
それ以外に、何が必要でしょうか?
ここには、大掛かりなイリュージョンもサーカスも必要ありません。
実際、いつまで西武球場でライブを続けるのか、それは誰にもわからない。
でも私は、みさっちゃんがあの場所でメッセージを、パワーを発しつづける限り足を運ぶと思う。
「なぜ?」と言われても困ってしまう。
しいて言うならば、「そこに渡辺美里がいるから」か。
曲目
- JUMP
- ラブ・ゴーゴー!!
- やるじゃん女の子
- センチメンタル カンガルー
- すき
- Truth
- 跳べ模型ヒコーキ
- 悲しいね
- My Revolution
- とびだせ青春
スティーブ・エトウ パフォーマンス
- 夏灼きたまご
- ジャングル チャイルド
- スピリッツ
- egoizum(新曲)
- ムーンライト ダンス
- 虹をみたかい
- 恋するパンクス
- グッときれいになりましょう
- My Love Your Love(たったひとりしかいないあなたへ)
- ENCORE -
- Boys kiss Girls
- 夏が来た!
- チェリーが3つ並ばない
- Lovin' you
- サマータイム ブルース